荒島岳から噴煙の御嶽山

快晴の登山日和でしたが紅葉はまだ少し先のようです
2014.10.19 sun
天候:晴れ
単独
course:勝原P8:32ー8:54登山口ー9:16トトロの木ー9:29白山展望台9:35ー10:02シャクナゲ平ー10:38荒島岳11:20ー12:00シャクナゲ平ー12:23白山展望台ー12:34トトロの木ー12:55登山口ー13:15勝原P

勝原駐車場は満車御礼、県外ナンバーが多い。
そそくさと準備して九十九折のゲレンデ跡(右側斜面)を登っていく。

そうなりますよね、初っ端のガレはキツいですね。
何度Uターンしようか考えてしまいました、先が思いやられます。

ようやく登山口が現れます。
ここに標柱があるのは

久々の荒島岳の旅が始まります。

荒島の代名詞、ブナの原生林へ足を踏み入れる。

静寂のなか大木の鼓動が聞こえてきそうだ。

トトロの木
いつの間にか厳重にロープが張られている。
何故トトロの木かと言うと、となりのトトロを見た麓の子供が「あの木にトトロがいそう」と言ったことで命名されたそうです。
確かにこの木には何かいるね、あの穴からトトロが顔を出すかもしれないね。

ブナの木々が額縁代わりになっている白山展望台

ブナのトンネル歩きは勝原コースの楽しみの一つ、いやこれしかない(笑

静寂に包まれたブナの森はブナフェチにはたまらない。


シャクナゲ平への最後の登り
階段もキレイに整備されて感謝。
シャクナゲ平

中出コースと合流するシャクナゲ平。


もちがかべ
登り下りの先客達と譲り合いながら登っていく。

前荒島への登りで振り返ると眼下にコアラ(小荒島)方面の紅葉。
コアラはシャクナゲ平から中出コースへ入り片道約20分程です、コアラから仰ぎ見る本峰(荒島岳)はGoodですよ!

前荒島から見た荒島岳。
稜線にでると前荒島→中荒島→荒島岳とピークを越えていく。

視界には9月27日11時52分に噴火した御嶽山。

噴煙を上げる御嶽山
たくさんの方がお亡くなりになられました。
心よりご冥福をお祈りいたします。

高度を上げていき振り返ると白山・別山を一望VIEW

山頂まであと僅か

荒島岳頂上

たくさんの方が山頂からの絶景を愉しまれています。
山頂のみで約100人程いたかな、この日の入山者は300人超えてたね。
コース利用人数は勝原6割、中出4割、新下山と佐開はほぼ皆無かな。

2年前に雷が落ちて倒壊した山頂祠は修復されて完全復活していました。
和田山駅の駅弁

腹が減ったので但馬の里 和牛弁当

甘辛醤油煮のすき焼き風、その汁がごはんに染みてより一層食欲を掻き立てる。
量が少なくガッツリいけないこのもどかしさ、これもまた駅弁の魅力なのかもしれない。
絶景を眺めながら頂きました、美味い!

黒豆といえば丹波、丹波といえば哲郎。

ぶらっと山頂を散歩。
新下山コースを少し歩いてみると笹の切り残しが綺麗に刈り払われている。
タイミング良く登られてきたグループさんに登山道の状況を伺うと「毎年整備を行って今年ようやく完成したコースです、歩き易いですよ、でも急登ですけどね 笑」とのこと。

大野平野を見下ろしながら下山します。
しっかし今日は快晴だな〜、下山するのがもったいない。

次から次へと沢山の登山者が登ってくる。
登り優先だが待ってもキリがないので譲り合いながら下っていく。

もちがかべ付近で順番待ちをされてる登山者。
結局、登山口ですれ違った単独者が最後尾だった。

紅葉ピークは月末かな。
快晴の山に感謝!